971品出品 最高金賞は51品
第17回目となった全国燗酒コンテスト2026(主催:全国燗酒コンテスト実行委員会 後援:日本酒造組合中央会)は、
8月4日にすみだ産業会館サンライズホール(東京都墨田区)で審査会を実施いたしました。
227社から971点の出品を受けてひとつずつ湯煎で熱燗部門は50℃~55℃、それ以外は42℃~45℃に燗をつけ
54名の審査員が厳正なブラインド唎酒審査を行い最高金賞51点(上位5%)、金賞251点(上位30%)、推奨186点(上位50%)を選出しました。
最高金賞受賞酒については10月9日に国際文化会館(東京都港区)で表彰式を行います。
| お値打ちぬる燗部門* | 10点 | (10/198点) | 入賞率5.1% |
| お値打ち熱燗部門** | 11点 | (11/200点) | 入賞率5.5% |
| 極上お値打ちぬる燗部門*** | 13点 | (13/251点) | 入賞率5.2% |
| 極上お値打ち熱燗部門**** | 9点 | (9/167点) | 入賞率5.4% |
| プレミアム燗酒部門***** | 4点 | (4/76点) | 入賞率5.3% |
| にごり酒部門****** | 2点 | (2/40点) | 入賞率5.0% |
| 古酒部門******* | 2点 | (2/39点) | 入賞率5.1% |
| お値打ちぬる燗部門 | 50点 | (50/198点) | 入賞率25.3% |
| お値打ち熱燗部門 |
52点 | (52/200点) | 入賞率26.0% |
| 極上お値打ちぬる燗部門 | 65点 | (65/251点) | 入賞率25.9% |
| 極上お値打ち熱燗部門 | 44点 | (44/167点) | 入賞率26.3% |
| プレミアム燗酒部門 | 21点 | (21/76点) | 入賞率27.6% |
| にごり酒部門 | 10点 | (10/40点) | 入賞率25.0% |
| 古酒部門 | 9点 | (9/39点) | 入賞率23.1% |
| お値打ちぬる燗部門 | 42点 | (42/198点) | |
| お値打ち熱燗部門 | 37点 | (37/200点) | |
| 極上お値打ちぬる燗部門 | 48点 | (48/251点) | |
| 極上お値打ち熱燗部門 | 28点 | (28/167点) | |
| プレミアム燗酒部門 | 14点 | (14/76点) | |
| にごり酒部門 | 8点 | (8/40点) | |
| 古酒部門 | 9点 | (9/39点) |


今回審査員を務めていたいただいた54名の方々
日本酒のもっとも重要な特徴は温めても冷やしてもおいしく飲めることです。世界にはビール、ワイン、ウイスキー、ウォッカなどさまざまな酒がありますが、飲用適温の幅広さは日本酒が群を抜きます。すでに平安期には温めて飲んだ記録があり、江戸期以降は「燗」で飲むことが主流になりました。
日本酒は温めるとうまみが増し、味わいが柔らかく膨らみます。油脂を溶かしてさらりと流し、料理を引き立てます。燗酒が究極の食中酒と呼ばれる所以です。また、燗酒は徳利や盃などの酒器を発達させ、豊かな酒文化を育みました。
冷やしておいしい吟醸酒や生酒が普及しはじめたのは1980年ごろのこと。今からおよそ30年前でした。フレッシュで華やか、繊細な味わいは人々を魅了しましたが、「上質な酒は燗をしない」と誤解も広がります。そして、こうした誤解を解こうとするかのように、一部の専門機関が燗酒での酒質審査に着手しました。
全国燗酒コンテストはこれを引き継ぐ、専門家による厳正な審査会です。「温めておいしい酒」を周知することによって、「燗」という日本酒ならではの魅力をアピールすることを目的としています。上質な酒にも燗映えするものがたくさんあります。ぜひ、さまざまな温度で日本酒を味わい、ワインとはひと味違った料理とのペアリングをお楽しみください。